
タブレットとは、有り体に言ってしまえば大きなスマートフォンです。スマートフォンと同じ基本ソフトがインストールされていますので、細かなスペックに違いが見られるものの、出来る作業内容は実質同じです。使い方も一般的なスマートフォンと同じであり、既に利用なさっている方であれば、その経験をそのまま活かせます。スマートフォンを既に所有している方からすると、タブレットを買い足す利点は少ないように思われるかもしれません。
しかし、現実的は多くの社会人がビジネス用に新しく購入なさっています。その事にはどういった理由が隠されているのでしょうか。まず始めに考えられる理由としては、ビジネス用とプライベート用と分ける目的があります。私用のデータが満載なスマートフォンに、新しくビジネス用のデータを追加すると、本体の容量が減ってしまいます。
また私用のスマートフォンは文字通り私生活でも使う製品で、そこに機密性が高いビジネス用の文書を大量に保存していては情報管理の上で問題です。事実、私的なデバイスにビジネス用の重要データを保存していた事が原因で情報流出が起き、個人が組織から大きな責任を問われる事態が相次いでいます。私的な作業はスマートフォン、業務に関わる作業とデータ保存はタブレット。こういった風に目的別で製品を物理的に区分すれば、互いのデータが混在せずに済みます。
容量もそれぞれ広く使えますし、仕事中に誤って私的な恋人との写真を開いてしまったり、反対に業務用のデータが自分のスマートフォンから流出するリスクも避けられます。
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